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ここで例の着信スタート(全員、選択肢間違える) ◆wKs3a28q6Q 突如響いたアラームに、その場の誰もが驚いた。 だがしかし、すぐに意識の外へと追い出す。 武器を突き付けられているトウジと典子は集中しないと命を落としかねないし、 間接的にトウジの命を握ってしまったのぼるにも放送へと意識を向ける余裕なんてものはなかった。 「な、何これ!?」 ただ一人、京子だけは異質だった。 自分の行動ひとつで、誰かの命が消えるわけではない立場。 だからこそ、一人だけ意識をすぐにアラームから外さなかった。 のぼるも典子も放送を聞き漏らしてでも武器を先には下ろさないと京子が思い知らされるのは、のぼるの方を向いた時だ。 鳴り響くアラームを放置して、のぼるは射殺さんばかりの目で精一杯典子を威嚇している。 のぼる達にとって、今はそのくらい不味い状況なのだ。 (げっ……!) そして、そんなのぼるを見て。京子は目ざとく気付いてしまう。 のぼるのクロスボウガンに、矢がセットされていないことに。 非力なのぼるや京子には、クロスボウガンのセットは若干難しい。 しっかり弦を引いた時の重さを苦にしないのは、この中ではトウジだけなのだ。 しかしながら命中精度の高さを見込み、のぼるに持たせることにした。 一発で相手の腕を射抜ければ相手の戦力を封じれるから十分――そんな思惑の元。 しかし今、無駄打ち直後にクロスボウガンが必要とされてしまった。 ノンキに弦の重さと戦う時間はない。 そこでのぼるは、ハッタリをかますことにしたのだ。 幸いここは棚に囲まれており、外の日光はあまり影響を及ぼさない。 電気は消してあるので、ほんのり薄暗いというわけだ。 それに加え、先程野菜を落とした際に積もりに積もった埃が舞い上がっている。 あまり視界がいいとは言えない状況だ。 更に典子は、トウジの方にも注意を払わなくてはいけない。 自身のスタンスについて考えていることもあり、些細なことに気がつく余裕なんてなかった。 クロスボウガンを注意はしているが、精々矢の向いている方と引き金にかかった指を見る程度だ。 のぼるもきちんとクロスボウガンの角度を考え、弦がしっかり引かれているか見えづらいよう考えている。 敬愛する教師に貰った度胸と根性、そしてハッタリだけで、この場を切り抜けなくてはならない。 『――これより、第一回目の放送を始める』 通話ボタンを押していないのに、勝手に声が流れ始める。 ポケットから出すのに手間取ることを考慮しているのか、ポケット越しにも十分聞こえる音量だ。 放送に対して現を抜かしている場合ではない。 だがしかし、これは貴重な殺し合いについての情報源だ。 易々と切り捨てていいものでもない。 ましてや人を集めたい昇達にとってみたら、参加者の情報が分かる放送は貴重なのだ。 だから―― 「歳納さん」 のぼるは、託す。 情報のメモを取るという行為を。 唯一手の空いている京子に。 「放送のメモ、頼めるかな」 「え?」 「筆記具は配られてないし、多分録音機能があるか、メモ帳機能が使えるようになってると思うから」 そして典子も、それを見逃す。 放送の内容は典子にとっても貴重。 皆殺しにして後からメモを奪うにしろ、和解して見せてもらうにしろ、典子としても誰かしらにメモを取らせる必要性はあるのだ。 「わ、分かった」 典子のことを警戒し、突然の行動要請に若干ビクつきながらも京子が頷く。 前述の通り典子は特に京子を警戒していない。 のぼるとしても、京子は“蚊帳の外”だという認識があったからこそ、京子にメモを頼んだ。 だがしかし、京子だけは、自分を蚊帳の外だなんて思っちゃいない。 仲間の命がかかっている中、一人だけ安全地帯に身をおいたなんて認識では居られない。 だから常に典子に意識を向けているし、どうすればこの場を乗りきれるかどうかを考えている。 (――――もしかして、あの人を引き付けている?) 京子から見て、典子は隙だらけだった。 視線は昇に釘付けであるし、銃口はトウジの方を向いている。 当然典子にしたら、命を脅かしている昇に嫌でも集中するし、せいぜい注意を払えても超至近距離で拘束しているトウジにくらいだ。 “蚊帳の外”には当然注意が向いていないし、隙だらけに見えてしまうのも無理はない。 『頼めるかな』 しゃがむだけの動作が、京子にはやけにスローモーションに感じる。 そんな最中、のぼるの言葉が頭の中に響いていた。 頼む。 のぼるは、確かに頼んだのだ。 のぼるは、確かに託したのだ。 仲間に。京子に。 (そういう、ことか) 勿論それは、額面通り放送のメモをである。 神視点である地の文がそう言うのだから間違いはない。 だがしかし、京子から見たらそうではない。 京子には自分が蚊帳の外に置かれている認識なんてないのだから、京子から見たら典子が隙を見せてくれているこの状況は異質なものということになる。 だから、こう推理した。 “のぼるが注意を引きつけており、その結果として敵対者に隙が生じている”と。 しかしながら、京子から見てトウジは動ける状況にあると思えない。 そして勿論、注意を引いてるのぼるも迂闊には動けない。 つまりこの状況下において、動けるのは京子一人ということになる。 勿論これは何度も書いていることであるし、誰の目から見てもそうだ。 だからこそ、放送のメモという誰からも必要なお仕事を押し付けられていた。 頼むぞと、のぼるがアイコンタクトようなものまでして、メモという単純だが大事な作業をお願いした。 そしてそれが裏目になり、京子にアイコンタクトの裏の意味などという実在しないものを推測させてしまう。 比較的思い込みの激しいタチの京子は、その推測を真実だと錯覚する。 「――任せて、くれ」 京子は勘違いをする。 託されたものを。 任された役割を。 しゃがみ込み、荷物の中から携帯電話を取るふりをして、シグザウエルを握った。 (やらなきゃ、いけない――) 昇はクロスボウガンを撃てない。 それがバレたら不味いのに、わざわざ注意を引いている。 長い時間をかけて覚悟をする余裕はない。 それでも。 (撃たなきゃ、いけない――――) 撃ちたくないけど。 こんなこと嫌だけど。 でもそうしなきゃ仲間が死ぬから。 仲間二人の命は、自分に託されてるのだからと。 激しい思い込みが、京子の心を奮い立たせる。 (大丈夫、イケる――何のためにワガママを貫いてきた歳納京子っ!) 駄々をこね、シグザウエルを持たせて貰った。 力のあるトウジの方がよろけることなく撃てるだろうし、射撃自慢ののぼるの方が有効活用出来るだろうアタリ武器。 わかっていても、それを譲るということだけはしなかったし、できなかった。 怖かった、という想いがなかったというえば嘘になる。 いい人達だと分かっていても、強力な武器をあげるのには抵抗感があった。 身を守れる強大な武器を持つだけで気分が楽になったというのも真実だ。 冒頭に言ったように、シグザウエルを渡さなかった理由は、大量に存在している。 京子自身は、その理由の数々を――そしてそれに根ざした負の感情を、醜いものだと思っている。 だからこそ、それが大きな理由のように感じていたし、銃なんて余程のことがない限り使うつもりなんてなかった。 だがしかし――本当の理由は、また別にある。 勿論先述の理由が嘘の理由というわけではない。 単なるウエイトの話だ。 京子にとって先述の理由は“印象的故覚えているが大きなウエイトは占めないもの”だったのに対し、 今から述べる理由は“大きなウエイトを占めるが、あまりにも自然にそう想っていたため、意識することができていなかった”ものである。 京子は、仲間を守りたかった。 自分の身を守るためでも、人を殺すためでもなく、ただ仲間を守るために銃を持っていたかった。 勿論それは、敵を倒したり威嚇することで肉体を守ることも意味している。 だがしかし、それ以上に、大切な人の“心”を守りたかったのだ。 ――みんなは、何の抵抗もなく人を殺せるような子じゃない。 殺し合いに乗ってしまうかどうかまでは確信できない京子だったが、このことだけは確信していた。 だからこそ、願ったのだ。 赤座あかりが、船見結衣が、吉川ちなつが、杉浦綾乃が――――皆が、人を殺さないことを。 思うでもなく、信じるでもなく、願ったのだ。 絶対人を殺さないなんて断言できるような人間は、多分この世にいないだろう。京子はそう考える。 思考回路が筒抜けのはずの自分自身についてですら、満足にわからないのだ。 第三者のそれを断言できるはずもない。 それ故に、人殺しという行為を嘆き悲しみはしても、悪として断じ嫌悪し軽蔑する気にはなれなかった。 誰もが人殺しになりえるし、この状態では身を守るために人を殺してもしょうがない。 そんなことをついつい思ってしまうのだ。 だからこそ、京子はシグザウエルを持つ。 自分の身を守るため、人を殺さねばならない場面に友と直面した時に、その役を自分が引き受けられるよう。 仲間の中で誰が手を汚すのが一番心が痛まないかと聞かれたら、迷うことなく自分の名を挙げられるから。 友のため、いつか来るべき“誰か”が手を汚さねばならぬ場面のため、シグザウエルは断固として所有したかった。 それに、誰かが既に手を汚していた時、救うことが許す確率が上がるという理由もある。 もしも仲間に人殺しを断固許さない奴がいて、そいつが銃を持っていた場合、戦闘になれば高確率で人を殺した友人は殺されてしまう。 だがしかし、銃を持つのが自分だけだった場合、自分が殺さないよう撃てば、友人は生き延びれる。 勿論逃がすわけではないが、生かしたまま無力化して相手を“許し”てあげたかった。 ボタンが違えば自分がそうなっていたかもという可能性を否定出来ないし、仕方がないことだとも思うから。 兎にも角にも、それが京子がシグザウエルを持ちたがっていた理由。 見方によっては、ただ恐怖故に持ちたがるより遥かに醜くエゴの塊な理由だろう。 何せ自分の身を守る目的でなく、自分の考えを通すために持っているのだから。 でもそれは、他の人から見てどんなに醜くても、京子の目にはとても輝く尊いものに見えている。 失くしちゃいけない、ブレさせてはいけないような、大切なものに見えている。 (撃つんだ、ここで!) だからこそ、彼女は己を奮い立たせる。 尊い想いを貫くために。 エゴにまみれた愛と友情を原動力に。 (私が皆を守るんだ!) 銃口を、トウジを捕獲している典子の肩へと定めて。 引き金にかけた指がやけに重い。 それでも想いを貫くために、指先に力を入れた。 「ば――――――!!」 トウジがそれに気付いたのは、引き金が京子に引かれる数秒前のことだった。 トウジもまた、のぼるが典子の注意を引いている以上、自分が何とかしなくてはと思っていた。 のぼるは迂闊に動けずにいて、京子は放送メモという仕事がある。 トウジは銃を突き付けられているが、典子の視線は基本的にのぼるの方に向いている。 不自然な体の動きを見せようものなら頭に穴が開くだろうが、目線を動かすだけだったら気付かれまい。 そして何か打開策はないものかと目線だけを動かしていて、見てしまったのだ。 握った銃を持ち上げる京子の姿を。 声を出すな、というのは些か酷なことだったかもしれない。 トウジにとって、京子は説明書を読んだかすら怪しい存在であり、善人だということ以外取り柄を感じられない程の戦力だ。 自分が運動下手というのも手伝って、“運動神経の差がもたらす戦力差”というものは分かっているつもりである。 それ故に、普通に行けば男子以下の戦闘能力の京子が、武器の扱いに長けるどころか説明すら読んでいないであろう故に、京子を戦力外とみなしてしまっていた。 そんな戦力外の人間が、この緊迫した場面で、いきなり銃を撃とうと言うのだ。 しかも神の目線を持たぬトウジから見ると、その行為は先程までのオチャラケの延長線上にも見えてしまう。 複雑な想いを胸に抱いての行動だと悟れる程、彼らの絆は強くない。 「!?」 そして、つい声を上げてしまった。 勿論それを見逃すほど、典子は平和ボケをしてない。 すぐさま目線を昇からトウジに移す。 そのまま視線はトウジの視線を追いかけた。 それでも銃をすぐにはそちらに向けなかったのは、のぼるを警戒してのこと。 「よせッ!」 それが予想出来たからこそ、トウジは声を張り上げる。 今更口を塞いだ所で手遅れだろう。 ならば、どうするべきか。 京子を止め、京子を典子に対する脅威でなくすこと――そして、予定通りメモ係にし、京子の安全を確保することだ。 前述の通り、京子をメモ係にすることは典子にとってもメリットがある。 素直に京子が銃さえ捨てれば、まだ生かされる可能性はあるのだ。 「――――っ!」 銃を向けられた典子は、つい先程――といっても5時間以上前だが――天使のような悪魔に言われた通り、守られてばかりいたお嬢様だ。 勇者様である秋也のような超人的能力は持ち合わせない。 だから京子の銃だけを弾くように射撃をすることなんて出来ないし、冷静に下手な鉄砲を回避することだって出来ない。 ただ――彼女も、追われる立場で生活したという長所を持っている。 周りが敵しか居ない状況で、守られながらでも生きてきた。 その間ひたすらぼんやりしていたわけではない。 七原秋也が休む時にはしっかり休めるように常に気を張ってたし、些細な気配や音には敏感になった。 常盤愛には“外”に警戒を集中しすぎていたせいで不覚を取ったが、警戒先に“トウジに声を上げさせた何か”を加えた今、見逃してしまう理由はない。 危険な環境で培われた警戒心と、それに見合わない運動神経。 それがもたらしたのは、極々ありふれた悲劇。 銃を向ける姿を前に硬直してしまうほど、修羅場慣れしていないわけじゃない。 安全な部位を狙える程、銃に慣れてるわけでもない。 要するに、銃を向ける姿を見て、典子もまた、引き金を引いたのだ。 (あっ――――) 典子の持つイングラムが火を吹くよりもやや早く、京子の持つシグザウエルは火を吹いた。 トウジの制止が聞こえなかったわけではない。 しかし、イングラムを向けられて、銃を下ろすより銃を撃つことを選んでしまう。 その銃弾は、狙い通りのコースへと飛んでいった。 当初狙っていた、典子の肩があった場所へと。 ――そう、“あった”場所だ。 今そこに、典子の体は存在しない。 銃を視界に捉え、典子は体を大きく90度動かした。 トウジを拘束していた左腕とその肩は、狙った位置より京子から見てやや右にずれる。 そして、代わりに狙った位置に来るのは、その左手の中にある―――― (アカン) ぐるりと、典子を中心に回され、トウジは悟る。 自分のした行いが、完全に裏目に出たと。 放っておけば京子は撃たれていた可能性が高い。 しかし、銃声耳にするまでは典子は京子の方には向かなかっただろう。 京子に左側面しか見せていなかった――つまり京子に晒す面積が正面を向いているより小さかった典子に、ちゃんと当たったかは怪しい。 京子が狙い通り撃てたか分からないトウジにしたら、むしろ外す可能性が高いのではとすら思える。 そして以上の事は、同じく先程までは左側面だけを京子に向けていたトウジにも当てはまる。 要するに、声を上げなかったら、銃弾はトウジに当たることもなく虚空に消えていったのではということだ。 実際は、狙い通りに銃弾は飛んでいったので虚空に消えることはない。 それでも典子肩を貫き、事態は今より遥かに好転していただろう。 しかし悔いてももう遅い。 賽は投げられ、引き金は引かれ、銃弾は飛び出した。 何かを言おうと口を開くも、声が口から出ていくよりも先に、銃弾がその口の中に飛び込んでいった。 突き抜けた銃弾は典子の左肩をえぐりながら飛び出していく。 鈴原トウジは、結局の所死亡フラグらしいフラグを新たに口にすることもなく、たった一発の銃弾で命を落とした。 防弾チョッキは、顔面までは守らない。 体を守ってくれるだけで、命を守る保証はない。 果たしてトウジは舞台を降りた。 痛みを感じず逝けたことが幸せなことなのかは分からない。 放送をよく聞くことも、京子がどうなったのかも見ないで死ねたことについても、幸せか否か意見の分かれる所だろう。 だがしかし――トウジ本人は、決してこの死に納得しまい。満足しまい。 あの世なんてものがあれば、恐らくそこでトウジは嘆き、悲しみ、悔いるだろう。 大切な妹を、一人残してしまったのだから。 「あっ……」 ゲーセンで言った台詞は死亡フラグだったね。 病弱な妹とか、存在まるっと死亡フラグじゃん。 そんな冗談を言う暇もなく、京子の体はくるくると回転しながら崩れ落ちた。 軽口を叩く代わりに全身を銃弾で叩かれて、京子の意識は急速に薄れていく。 (はは……ごめ……やっちゃった……) それは誰に向けた言葉だったのか。 心の中で自分を嘲り、霞む視線の向こうに誰かの陰を見る。 その陰に、手を伸ばした。 ピクリとも手は動いてないのに、京子の目にはしっかり伸びた自分の手が見えている。 (守り……たかったんだけどな……) そんな幻想の果て。 京子の視界は光に包まれ、そして暗闇が訪れた。 「くッ……!」 左肩の激痛を堪え、再び典子が90度回転する。 先ほどとは逆回転――即ち、再びのぼるに向き直るように。 物言わぬ骸と化したトウジの体を盾代わりに、クロスボウガンで撃たれることも考慮しながら、のぼるにイングラムを向ける。 「……え?」 だがしかし、引き金は引かれなかった。 不意に銃口が目に入ると咄嗟に引き金を引くが、不意に両手を挙げた相手が視界に映ると思わず硬直してしまう。 ましてや相手はクロスボウガンを投げ捨てていた。 思わず撃つのを躊躇ってしまう。 「僕の、いや――――僕達の負けです」 典子は事態が飲み込めない。 命乞いということだろうか。 だとしたら、典子のした反応は失策だったといえよう。 「今更僕だけ生かしてくれると思えませんし」 そう、のぼるの言う通り、のぼるだけ生かすわけにはいかないのだ。 そもそも京子を殺し、間接的にトウジも殺害した時点で、皆で手を取り脱出するという選択肢を胸を張って選ぶことは出来なくなった。 かつて秋也がクラスメートの大木立道を殺害してしまった時とは事情が違う。 秋也には典子が居たが、今の典子にあの時の“典子”となる仲間はいない。 そのうえかつての“榊”に該当する人物が、目の前にいる。 昇から見れば、典子は悪意に満ち溢れた殺人鬼にしか見えぬだろう。 「…………ごめん」 そして何より、『今更引き返してしまうと、先ほど殺した二人の死が無駄になる』というのも引き返せない原因だった。 典子が男を3人殺さなくては、秋也と典子は命を落とす。 秋也はまだ何とかなっても、典子が命を落とすことは不可避だと考えていた。 もしもその道を選ぶなら、誰も殺していなかった時に選ぶべきだった。 それならば、この件での被害者は典子一人か典子と秋也の二人だけで済んだのだから。 二人の命を奪っておいて、今更自分が死ねば許されるだなんて思えない。 直接的にトウジの命を奪ったのは京子であるため、“殺害数のカウント方法”によっては――例えば地獄蛭にこちらの状況を伝える機能があるとかだったら――改めて男を3人殺める必要がある。 つまりトウジの死は、カウントを減らすのにすら貢献しない、全くの犬死だ。 だがしかし、トウジの命は典子が“命惜しさ”で奪ったとも言えてしまう。 つまり、典子が生き延びる限り、“負の方向だが意義のある死ではあった”と言えなくもない。 よってここで典子が自ら命を捨てると、本格的に彼の死に意味を見出すことができなくなってしまうのだ。 「殺される前に、一ついいかな」 だから典子は、引き返すことを止めた。 今更正しい道になんて戻れない。 事故のような形で放り出されたとはいえ、もう誤った外道の道へと踏み出したのだ。 今度は事故のようにでなく、明確な殺意を持って無抵抗の者を殺し、その決意を確固たるものにする。 「……どうぞ」 とはいえ狂気に染まるというわけではない。 辛い思いを耐え忍んでまで茨の道を行くだけだ。 茨道の中全裸でブレイクダンスを踊り笑顔を浮かべるようなサイコ野郎になる必要まではないだろう。 だから、典子はのぼるに発言を許す。 非難にしろ遺言にしろ、聞く義務があるのではと思ったから。 聞いて、背負って、罪を意識すべきではと思ったから。 「菊池善人と、神崎麗美――この二人だけは、殺さないで欲しい」 しかしのぼるの口から出てきた言葉は、そのどちらでもなかった。 典子は思う。不可思議だ、と。 自分を見逃さないと分かった相手に残す言葉にしては、些か疑問が残る。 敢えて名前を教えることで、その二人を退場させやすくするという意図でもあるのだろうか。 「……何故、そんなことを」 だから、素直に聞いた。 おかしな情報を吹きこまれ混乱する可能性は大いにある。 だがしかし、このまま疑問を残したまま殺した所でいい影響はもたらすまいと考えてのことである。 「――だって、無差別殺人鬼ってわけじゃないんでしょ?」 その言葉に、典子は言葉に詰まる。 確かに典子は、無差別殺人鬼ではない。 だがしかし、“これからの典子”は、秋也を除く男に対して無差別殺人鬼にならなくてはならないのだ。 だから何を言っても無駄だとグリップを握り直す。 「見てたらわかるよ。無差別殺人鬼っていうなら、腕を犠牲にしてでもトウジを撃ってただろうし」 「……今後のことを考えてケガを避けたただけかもよ」 「だとしても、僕をすぐに撃たなかった理由はないでしょトウジを盾にすることだって不可能ではなかったんだし」 だから、こんなことはやめろ――そんなこと、のぼるには言えなかった。 今でこそ友人達が出来たが、昇もかつてはいじめられっ子だった身。 「こうしたら事態は好転してただろ」と正論を語られても、出来ないものは出来ないのだと気持ちを理解できてしまっている。 のぼるはもう、自身の生存は勿論、典子が人を殺めることを止めることすら諦めている。 「かと言って、単に殺し合いに乗ると決めてた人が理性によって躊躇したっていたっていうのもちょっと違うと思ったんだ。 最初は恐怖に負けて殺し合いに乗ったかと思ってたけど、随分動きが手馴れていたし、銃の反動への対応力もすごい。 何より――的確に、僕の友達を撃ち抜いた」 殺しに抵抗はあっても、襲われたら反射的に撃てるということの証明だ。 「いくら躊躇したとしても、気絶した相手を見て逃げ出しちゃうような相手に、完敗をするだなんて思えない。 かといって、単純に殺し合いに乗った強い人同士が戦った末気絶していたのだとしたら、マシンガンが残ってることが説明出来ない」 「…………」 「ってことは、多分、脅されてるか何かしてるってことだよね。人を殺せって言われたのかな?」 ようやくのぼるは、真実に辿り着く。 しかしそれは、あまりにも遅すぎて。 「これでも、マシンガンが残されているのも、倒されて放置されていたってことにも説明がつく」 のぼるがもっと真剣に危機感を抱いていたら、もう少し早くこの結論に辿りつけたかもしれない。 いじめられっ子だったからこそ、この結論は導き出せたはずなのだ。 強き者に脅されてやりたくないことをさせられる。 ホラやれよとだけ言われ、その後の詳細は丸投げで傷つけられ放り出される。 のぼるにとっては、いずれもそれは身近な問題だったのだから。 「もしそうなら、ノルマが設定されてるよね。 脅しっていうのは、従った時に被害が軽減できるような条件じゃなきゃ成り立たないから。 『今殺されるか後で生存者後二人になった時に殺されるか』なんて二択になるほど膨大な数は指定しないだろうし、 かといって『殺しまくれ』なんてアバウトな命令でもないと思う。 具体的な数字があると、それを射程に捉えた時にやる気がグンと上がるし」 そのノルマは、達成の度に更に難しいノルマに上書きされる可能性が高いけど、とのぼるは心の中で付け加える。 「だから、僕を殺すなとは言わないし、この先誰も殺すなとまでは言えないけど―― せめてその二人は、よほど切羽詰らない限り、殺す対象から外して欲しいんだ。 そのくらいなら、やってくれても、バチは当たらないんじゃないかな」 『誰も殺すな』のような大きい願望をゴリ押しするのではなく、『二人を殺すな』という小さい願望で妥協してみせる。 他にも獲物の候補はたくさんいるということもあり、典子の心にも「そのくらいなら」という想いが生まれてきた。 「それに、その二人を見逃すメリットはそっちにもあるよ。 ……二人には、この殺し合いを打破できてもおかしくない頭脳と技能があるんだ」 「……っ!」 「脅されてたのに殺し合いに乗るのを悩んでたってことは、基本的には殺し合いはしたくないんだよね……? だったら、二人を見逃す方がそっちにとっても得があるんじゃないかな。 脅してる人がいつまでも生きてるとは限らないんだし、いつでも鞍替えできるようにしておくのも大事だしさ」 のぼるはいくつか可能性を見落としている。 のぼるは“現実的な道具”しか見ていないということもあり、超常的支給品の存在に気付いていない。 更に言うと、主催による盗聴にも気付いていないし、超人の存在にも気付けていない。 よって「何らかの超常的支給品や能力で監視されている」という可能性や「盗聴でこちらのやり取りをキャッチできる主催がゲーム進行のために脅している」という可能性には至れていないのだ。 そのいずれかに至っていたら菊池達への危険を軽減するため名前を言うのを伏せていただろう。 ――その二名の名を出したことがどう影響を与えるのか、のぼるに知る由はないが。 「……今更、皆で脱出なんて――」 そんな都合のいいことが出来るとは、典子には思えなかった。 京子とトウジは、かつて典子が命を奪った桐山和雄とは違い殺し合いに乗っていない善良な人間のようだった。 その生命を奪った典子を、果たして皆で脱出しようと思ってる者が受け入れてくれるだろうか。 ――少なくとも、京子とトウジの友人は、典子を許さないだろう。 非がなかったはずの友を殺した者を笑って許せるヤツなんて、どこかイカれているとしか思えない。 のぼるの口ぶりから菊池と神崎が昇達三人の内の誰かの友人であることが予測できる以上、典子が彼らを頼れる可能性などない。 「大丈夫だよ……二人共、人間が出来てるから」 典子にはわからないことではあるが、これは嘘である。 菊池も神崎も、敵に容赦するような人間じゃない。 「それに何より、二人は僕の友達だし――僕は」 けれど、のぼるは。 自分を自殺未遂にまで追いやったいじめっ子ですら許すことが出来たのぼるは。 「許したいと、思ってるから」 典子を、許した。 許しちゃいけないのかもしれないと思いつつも、典子のことを憎まずに逝こうと決めた。 「だから――僕らの分も、二人と一緒に生き抜いて」 そして笑う。 弱々しく、無理矢理に。 恐怖を殺し、笑ってみせる。 「…………」 典子は言葉を返せなかった。 自分に武器を向けた相手も救おうとするその姿が、大切な人と重なって。 だからこそ、引き金はとても重くて。 でもだからこそ、重い引き金にかけた指に力を入れて。 大切な人を守るため、最後のラインを飛び越える。 (ごめん。先に死んじゃって) 銃弾が襲い来る前に、のぼるは愛しい人を思う。 その少女にかつてはイジメを受けていて、先述の通り許してやった。 それなりに復讐もさせてもらったが、今では二人で笑えるような関係である。 許すことで、生まれた幸せ。 それを知っているからこそ、のぼるは典子を許して逝く。 人を許すことの出来る自分自身を、誇りにして死ぬために。 (――情けない、なぁ) それにのぼるは、いじめられっ子だったから。 今の典子が、かつての自分のように虐げられる者に見えたから。 だから典子を受け入れて、彼女の肩を持って死ぬ。 かつて担任の教師や菊池といった“味方”という存在が、どれほど救いになるのか誰より知っているから。 イジメられてた経験も無駄ではないと胸を張るため、典子を想って死んでいく。 (先生みたいに、カッコよく助けてあげたかったのに) それは自己満足だろう。 もしも勝ち目がなくなっていなかったら、きっとのぼるはトウジと京子の仇を討つべく戦っていた。 実際のぼるは誰より先に武器を典子に向けている。 それでも矜持を貫いたという満足感を抱いたまま、のぼるは生命を止めた。 ただ逃げ出して死のうとしたかつてと違い、最後まで己の望むハッピーエンドを作るべく戦ったから。 “敵対”に“交渉”と手段は二転三転したけど、根底にあったものは不動だったから。 そんな誇りを胸に。 のぼるは二人の“新友”――京子とトウジの後を追った。 「…………」 結局残されたのは、その手を染めた典子一人。 これで本当に後戻りは出来なくなった。 のぼるとトウジ、そして京子の死を無駄にせずに秋也を救うためにも、男を殺さねばならない。 こんな想いをまだまだせねばならぬと思うと胸が痛む。 「…………うっ」 胸と同時に胃が痛み、胃液を盛大にぶちまける。 全く堪える事が出来ずにすぐさま吐き出された吐瀉物が、倒れ伏したのぼるのズボンを汚していく。 そのことが更に典子の胸を締め付けた。 「……うう」 涙を零し、嗚咽を漏らす。 蹲り、子供のように泣きじゃくり、心の中で何度も救いを求めた。 叩き起こされ、事態が急展開したため、口にできなかった言葉。 あまりにも、遅すぎた言葉。 本当なら、先ほど言っておくべき言葉。 それを口にする権利はないとわかっていても、止められるものではなかった。 「もうイヤ……助けて……」 いつの間にか放送通知の役目を終えていた携帯が、薄暗い施設の中で、少女の涙を照らしていた。 【鈴原トウジ@ヱヴァンゲリヲン新劇場版 死亡】 【歳納京子@ゆるゆり 死亡】 【吉川のぼる@GTO 死亡】 【残り 37人】 【H-04/道の駅/一日目 早朝】 【中川典子@バトルロワイアル】 [状態] 精神的疲労、左肩負傷 [装備] イングラムM10サブマシンガン@バトルロワイアル [道具] 基本支給品一式 基本行動方針:また皆で脱出がしたい……したい、けど…… 1:皆の脱出のためにも、そして自分が殺してしまった人の死を無駄にしないためにも、七原秋也を生き残らせる 2:そのためになら、人だって、殺さなくてはならない…… [備考] ※死の蛭(デスペンタゴン)に寄生されていると思い込んでいます。 ※歳納京子・鈴原トウジ・吉川昇の装備は、まだ死体が装備したままです。 立ち直ったら典子がある程度回収するでしょうが、それまでは放置されるものと思われます。 ※放送を聞き逃しました Back 境界線上の七原秋也 投下順 アンインストール Back 境界線上の七原秋也 時系列順 アンインストール Mole Town Prisoner 吉川のぼる GAME OVER Mole Town Prisoner 鈴原トウジ GAME OVER Mole Town Prisoner 歳納京子 GAME OVER 残酷な天使のアンチテーゼ 中川典子 革命
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【登録タグ F Foreground Eclipse Merami Tears Will Become Melodies Tonight Teto 天空の花の都 幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble 曲】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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だけど、しあわせギフトは届かない ◆jN9It4nQEM 革命家は自分にできる範囲内で人を助けようとしました。 しかし、革命家は否定されました。 全員助けないのはおかしい、と。 ############ 「ここが海洋研究所か……」 七原秋也は目の前に建つ近未来の建物を前に軽くため息をつく。 ロベルト・ハイドンの襲撃から無事に逃げおおせたことで張り詰めた緊張が途切れたのか。 それとも、桐山和雄という協力者を失ったことで、一段と辛くなったこれからを憂いたのか。 どちらにせよ、七原の心身に溜まった疲労は大きく、速やかな休養を欲していた。 「さてと、次の放送まではここで待機……か」 背中にいる白井黒子は未だに目を覚まさない。 自分の正義が通用しなかったのがショックなのだろうか。それとも、佐天涙子の死が、未だに彼女の心を縛っているのか。 最も、七原には知る由もないので、下手な憶測は考えても無駄である。そう判断して即座に破棄。 今は、休養に専念する。 (かといって、油断はできない。この状況で襲われでもしたら……考えたくもないね) 今の七原は武器こそ充実しているが、状態は極めて悪い。 気絶している黒子を護りながら戦えると自尊できる程、彼は楽観的ではない。 加えて、自分の状態もベストコンディションには遠すぎる。 こんなざまでまともに動けるなどあり得ない。結論を言うと、放送までこの海洋研究所で待機することに決めたのだ。 (お願いだから誰も出てきてくれるなよ。無敵のヒーローではないんだからよ、ワイルドセブン様は) 七原はグロックを握りしめながら、慎重に海洋研究所に入っていく。 丁寧に。かといって、ゆったりとはせず迅速に。 殺し合いでは流れに乗りきれない者から死んでいく。 一度、プログラムを経験した七原にはそのことが痛い程わからされている。 それ故に、こんな所で初歩的なミスは許されない。 (女の子を守る王子様は……三村や杉村の方が似合うんだけどな。 全く、俺じゃあ何もかもが足りなすぎるんだよ) 七原には三村達のように突出した力は存在しない。 杉村のように、拳法という武の力も。 三村のように、ハッキングという知の力も。 あるのはプログラムを勝ち残った経験のみ。 それだけが、この場でアドバンテージといえる唯一の武器だった。 (生きるって辛いなぁ……愚痴の一つでも言わせてくれよ? そうでなきゃ、やってらんなくなっちまう) 心中で愚痴りながら、七原がようやくの休息を取る頃にはそれなりの時間が経過していた。 この殺し合いが始まって以来、始めてとも言える気の休まる休憩かもしれない。 今思えば、これまでの道筋には余裕が全くなかった。 その原因に、桐山がいたこともあるが、心から信頼出来る仲間がいないというのも原因に上げられる。 (川田がいてくれたらどんなに心強いか……死んじまった奴は蘇らない。そんなこと、知ってるはずなのに) 川田章吾のような冷静かつ、安心できる仲間がいてくれたらどんなに楽だったことか。 最も、前のプログラムで川田に迷惑をかけていた自分が言えたことではない、と自嘲する。 (今の俺は未熟なままではいられないんだ。典子を護れるだけの男にならないといけないしな) プログラムに巻き込まれた初期の自分はもういない。 あの頃のような理想を追い求められる程、七原は綺麗でいられなかった。 無邪気に信頼を預けることは、できない。 (……典子。無事でいてくれ) そんな七原がこの場で一番信用できる人間といえば、一緒にプログラムから脱出した中川典子であろう。 共に生きていくと誓った彼女は、今何処で何をしているのだろうか。 不安で怯え、泣いていないだろうか。 (他人の心配よりも自分のことを心配しろよって話か。 それでも、心配なもんは心配なんだ。願わくば、俺と合流するまで生きていて欲しいな……) 自分がいなくなったら誰が彼女を護るのか。 協力者を死なせてばかりの情けない革命家様は、未だ五体満足で生き残っている。 まだ終われない、下を向くにはこの程度の絶望じゃあ足りないぜ、と唸りを上げている。 (反撃は、ここからだ。典子よりは先に死ねないしな。やってやるさ、やってやる……! 上で呑気に観覧してる奴等に言ってやる! 戦場に――観覧席はねぇんだってことをなぁっ!!) 決意を新たにし、かねてより考えていた首輪について詳しく触ってみようとしたその時。 「……味方か、敵か。さてとどっちが出てくるかねぇ」 七原の耳に聞こえてきたのは少女二人の話し声。 そっと、ドアをあけて後ろについてみるが、殺し合いに乗っている雰囲気ではない。 むしろ、ここが殺し合いだと理解しているのかと言わんばかりの和やかさである。 (ま、油断はしないけど) 二人の少女が角を曲がり姿が見えなくなった瞬間。 七原は勝負に出る。 右手にレミントン、左手にグロックを持ち、角から飛び出した。 片方の少女が手に持ったスコップで銃を弾こうとするが、遅い。 その前に二つの銃口が少女達に照準を定めている。 「おいおい、睨まないでほしいね。この程度は殺し合いなんだ、やって当然だろ?」 「貴方は……」 「アンタ達はあの時の奴等だな。改めて自己紹介しておくよ。七原秋也、職業、学生……って言いたいところだけど」 クルクルと銃を回し腰に収める姿は、七原の容貌と合わさって様になっている。 最も、この動作にも一応の考えはあるのだ。 殺る気なら、いつでも殺れるぜと証明することで余裕を見せる。 殺らないなら殺らないで相手を落ち着かせるおどけた行為としても意味を持つだろう。 さておき。七原は口を釣り上げて右手を差し伸べる。 「ここは革命家ってことでよろしく。うん、クールだな」 願わくば、ヒデヨシや黒子みたく甘い理想だけを持つ少女達ではないようにと、思いを込めながら。 ############ 「さて、それじゃあ積もる話を消化しようじゃないか」 三人の会話の主な語り手は、七原だった。 レナ達が話すことと言えば、秋瀬或と遭遇したことに加えて、結衣と一致団結して脱出しようと決めたことぐらいである。 故に、話す側の主は七原になる。 「まあ、アンタ達にとっては安心だよな。桐山が死んだ訳だし。 園崎詩音の仇は死んじまったってことも加えてな」 「……そういう言い方は無いと思うよ」 「だが、事実だろ? アドバンテージとディスアドバンテージを比較してもな。 園崎の仇討ちっていう個人的な感情を抜かしてもだ。アンタ達だって殺られたくはないだろ。 もし、桐山がここにいたら……わかるだろ?」 桐山はレナ達を排除すべき存在だと認識していた。 そんな桐山がレナ達と遭遇したら――。 みなまで言わなくてもわかるだろう。 殺戮。虐殺。圧倒的な力による蹂躙。 そこには血溜まりしか存在しない。 「それでも。人の死は哀しいんだよ。 例え、どんな人であろうとも……死んだら駄目だよ」 「駄目、ねぇ……それが会う参加者を殺して回る殺人鬼でもか?」 「……私はそう思うけど。よくないよ、殺したら終わりなんだよ!」 「レナと同意見だな。殺して、殺されて、殺して。そんなの、悲しすぎるじゃないか」 レナに追従して、結衣も賛同の意を示す。 七原には、二人の姿が黒子、ヒデヨシに重なって見える。 こいつらも人を殺すことを是としないのか。 まだ、理想を語れるのか。 二人の目を見ていると、胸の奥がチクリと痛む。 まるで、自分が間違っていると糾弾されているかのようだ。 「オーケイオーケイ。もういいさ、否定はしない。アンタ達はこの上なく正しい。 そういうことでいいさ。だけど……その考えを俺には押し付けないで欲しい。俺は敵は殺す。 取り返しがつかない失敗を冒す前に、始末をつける」 「駄目だよ! それじゃあ、また……悲しい思いをする人が増えるだけだよ!」 「おいおい、聞いてなかったのか? 俺もアンタ達のことを否定しない。 その代わりにアンタ達も俺にその『理想』を押し付けるなって」 七原は、普段通りに軽口を交えながらも、冷静な観点から事実を見据える。 あの時、ロベルトを迅速に殺していれば、このような事態にはならなかった。 後悔しても遅いが、敵はやはり殺すべきなのだ。 味方、敵をひっくるめて助けるなんて少なくとも七原には不可能だと、先の戦闘では改めて気付かされた。 「あれもこれもって救える程に、アンタ達は強いのかい? それならいいさ。皆が笑顔で終われるハッピーエンドを目指せばいい。好きに、夢物語を語ればいい。 だけど、俺は弱い。理想を追い求められないくらいに、弱いんだよ」 肩をすくめて、七原は自分の思ったありのままを言葉にして告げる。 もしも、彼がロベルト・ハイドンのような強力な力を持っていたら話は違っただろう。 だが、実際の所は七原に異能はない。 異能を何一つ持ち合わせていない七原にとって、今回の殺し合いは前回よりも格段に恐ろしいといえる。 「信じることが大事だってのはわかる。だが、その範囲は敵にまでは向かないってことさ。 これ以上話しても埒があかない、一旦は区切ろうじゃないか」 いくら議論をしても考えは交わらず、平行線になるだけだ。 そう判断した七原が話題を変える。 相手に主導権は握らせない、このような駆け引きも時には重要である。 川田からは短い時間ではあったが、たくさんのことを学んだ。 この会話の進め方もその一つである。 そして、流れがレナ達に引き寄せられる前に――ここで畳み掛ける。 「さてと、船見だっけ? 先延ばしにするのもどうかと思うしハッキリ言わせてもらう」 「……な、何?」 「赤座あかりは死んだよ」 「……ぇ?」 「先に言っておく。嘘じゃない。仮に幸運が重なって生きていたとする。 だけど、それは普通とかけ離れていることは確かだ。要するに、死に損なってるだけだ」 「う、そだ……」 「俺は逃げも隠れもするけど、嘘は言わないってのが流儀でね。さてと。これで、俺が話すことは終わりだ。 視線を落とし体を震わせる結衣の姿は、見ているだけで痛々しかった。 嗚咽混じりの声が室内に響く。 そんな沈黙の中、七原は淡々と真実を述べる。 「……ただ一つ言えることは、赤座あかりはどうしようもないくらいにお人よしで。俺には眩しいくらいに輝いていた。 そんないい娘が死ぬこの世界は狂っちまってる。あの娘が死ぬのは、俺だって嫌だった」 言いたいことは言えた。 主導権をこちら側に引き寄せることもできた。 これ以上話すことはないと言わんばかりに、七原は立ち上がり部屋の外へと出て行こうとする。 「どこに、行くの?」 「ちょっと、一人になる。これ以上話すことはないし、アンタ達には休息が必要だ」 「それは秋也くんの方こそ……!」 「俺のことを心配するぐらいなら自分のことを考えた方がいいぜ。 それと、俺はアンタ達に嫌われてるだろうしな。ここにいても、逆効果で迷惑だろ」 七原は、ガチャンとドアを閉じてその場から立ち去った。 残ったのは茫然自失となってふらふらになった結衣と。 未だ目を覚まさない黒子と一方的に会話を打ち切られたレナ。 「結衣ちゃん……」 何も見えない、聞こえない。 絶望の暗闇に落とされた結衣の為に、今のレナができることといえば。 彼女の華奢な体をぎゅっと抱きしめることだけだった。 ############ 「……はぁ」 ドアの向こう。レナ達から少し離れた場所で、七原は腰を下ろしていた。 表情は疲れきって憔悴し、数分前に見せたエネルギッシュな顔つきはどこにもない。 「マジで、愚痴でも言わなきゃやってられねぇな……」 七原は、彼女達と円滑な関係を気づけるとは最初から思っていなかった。 数時間前の黒子達との議論のように、いくら理論を持って説明しても否定されるのは目に見えていたからだ。 それは、詩音をかばった時から半ば理解していた。 そのようなレナと共に行動している結衣もきっと同じ考えなのだろう。 (どんなに真面目に喋っても、宗屋達みたいな奴等は理解してくれない。 あの時の俺のように。殺すな、絶対に殺すなって。そんなの、理想論に過ぎないのに) ついさっきまで仲良く話していた奴等が発狂した。 ギラついた目を自分に向けて襲いかかってきた。 人は、狂うのだ。そして、狂ってしまった人達に説得など意味を成さない。 殺すことで自分を護るしか道はないのだ。 相手を思うことで自分が殺されては意味が無いのだから。 (もう少しで放送か。もしも、典子が呼ばれたら……いや、もしもじゃない。呼ばれてもいいように、心の準備をしておかないとな。 絶対に呼ばれないなんてことはあり得ないんだ。桐山が死んだ今、典子だっていつ死んでもおかしくはない) 自分は何とかこの時間帯を生き残ることはできそうだが、典子は大丈夫なのだろうか。 客観的に見て、典子もプログラムを生き抜いた経験を持っている。そう簡単には死なないとは考えているが、ここは普通じゃない。 ロベルトのような参加者に襲われたらひとたまりもないだろう。 現に、桐山も既にこの舞台から退場している。 経験があるからと言って、例外扱いには出来ない。 (呼ばれたとしても、竜宮達の前では絶対に動揺しちゃいけないな。厳しいことを言ってる俺が個人的感情に揺らいでどうする。 もう二度とこんなことが起こらないように、始末をつけるまで、俺は振り向かない) 流す涙はもう枯れ果てて。 理想を見ることに疲れた七原にとって、レナ達は眩しく見えた。 そんな眩しい存在と比べて、自分はどうなのだろう。 理想に負けて、妥協を覚えてしまった自分。 この手を血に染め、生き残っている自分。 好きで殺している訳じゃないのに、なぜ否定されなければいけないんだ。 畜生、と小さく呟いて、七原は壁によしかかった。 (それでも、何も護れないよりはいい) ――だけどさ、頼むよ。 声には出さないけれど。七原はそっと心の中で言葉を紡ぐ。 「…………ノブ、三村、杉村、川田、典子」 ――どうか、誰も見ていない一人だけの時ぐらい。 「俺、頑張るから。頑張るから……」 ――俯くことを許してくれ。 ############ その全員に、革命家は入っているのでしょうか? 彼を助けようとする存在は、果たしているのでしょうか? きっと、彼は一人きりでも戦うでしょう。 なぜなら、彼は――革命家なのですから。 世界を変革することを、友の無念を胸に抱いて。 彼は、走り続けるしか無いのです。 たった一人になっても、彼は振り向かないと。涙を見せないと決めたのですから。 【D-4/海洋研究所前/一日目・昼】 【七原秋也@バトルロワイアル】 [状態]:健康 、疲労(中) [装備]:スモークグレネード×2、レミントンM31RS@バトルロワイアル、グロック29(残弾9) [道具]:基本支給品一式 、二人引き鋸@現実、園崎詩音の首輪 基本行動方針:殺し合いには乗らない。 1:放送までは待機。休息を取りたい。 2:今後の方針を練り直す。首輪の分解も試したい。 3:白井については、どこまで同行する…? 【白井黒子@とある科学の超電磁砲】 [状態]:気絶、精神疲労(大) [装備]:なし [道具]:基本支給品一式 、正義日記@未来日記、不明支給品0~1(少なくとも鉄釘状の道具ではない) 基本行動方針:正義を貫き、殺し合いを止める 1:……………。 2:私は、間違えた……? 3:初春との合流。お姉様は機会があれば……そう思っていた。 [備考] 天界および植木たちの情報を、『テンコの参戦時期(15巻時点)の範囲で』聞きました。 【船見結衣@ゆるゆり】 [状態]:疲労(小)、呆然自失 [装備]:The wacther@未来日記、裏浦島の釣り竿@幽☆遊☆白書、森あいの眼鏡@うえきの法則 [道具]:基本支給品一式×2、眠れる果実@うえきの法則、ワルサーP99(残弾12)、奇美団子(残り2個)、森あいの眼鏡(残り98個)@うえきの法則不明支給品(0~1) 基本行動方針:友達と一緒に、元の日常に帰りたい 1:レナと行動。互いの友達をさがす [備考] 『The wachter』と契約しました。 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 [状態]:疲労(小) [装備]:穴掘り用シャベル@テニスの王子様、森あいの眼鏡@うえきの法則 [道具]:基本支給品一式、奇美団子(残り2個)、不明支給品(0~1) 基本行動方針:知り合いと一緒に脱出したい。正しいと思えることをしたい。 1:結衣ちゃんと行動。互いの友達を探す。 [備考] ※少なくても祭囃し編終了後からの参戦です Back さよなら鬼塚先生 投下順 三人でいたい Back さよなら鬼塚先生 時系列順 三人でいたい しあわせギフト(前編) 七原秋也 類題:2で割ろう しあわせギフト(前編) 白井黒子 類題:2で割ろう 竜宮レナ(船見結衣)のじょーじょーゆーじょー 船見結衣 類題:2で割ろう 竜宮レナ(船見結衣)のじょーじょーゆーじょー 竜宮レナ 類題:2で割ろう
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8月5日 今日は久しぶりに小学校の友達とあそぶのだー、中学校が違うからホントに久しぶりあー楽しみ。 8月6日 今日は家であそびまくるどーと言いたい所ですが宿題をせねばならんとのことで宿題をします 9/23 今日はシルバーウィークの最終日今までのツケ(宿題)が~と言うわけで頑張ります みなさんも気をつけましょう ここは日々のブログコメントルームなのだ~ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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Warrener 伝説のスウェーデン製4ドアセダンです。 1980年代ボルカーの角ばったデザインが特徴で、信頼性には見向きもしません。 タイトジーンズ、ローカルビール、そして70年代の刑事ドラマを愛する人向け。 概要 車体:オールドセダン 分類:セダン 会社:VULCAR 和音:ウォーレナー ドア:4枚 駆動:FR モデル:日産・スカイライン (C10型) 性能 重量: 最高速:305km/h 加速: ギア: 解説 角ばったデザインと角目4灯ヘッドライト、長方形のリアライト、そしてフェンダーミラーが特徴的な1980年代のスウェーデン製のセダン。 2014年6月17日配信「アンチヒップスター・アップデート」で追加された。 その年式からか、フロントバンパーに装着されるナンバープレートはズレて装着され、リアのナンバープレートも曲がっている等古さを感じさせる。 とは言っても性能は非常に高性能で年式を感じさせない取り回しの良さが特徴。若干アンダーステアであることを除けばセダン枠の中で最も早い車かもしれない。 どこからどう見ても日産がモデルのANNIS製にしか見えないのだが、メーカーはボルボがモデルのVULCAR。 シャーシなどにはボルボの要素が見られるものの、日産・スカイライン(C10)、通称ハコスカの要素を非常に強く前面に押し出しているようだ。 Futo、Ruinerと同じく竹やりマフラーが装着可能で、改造次第ではその昔流行った「ヤン車」が再現可能。また独特の塗り分けでカスタマイズ次第ではハコスカ・レーシングのようなカスタムも可能となっており、オンラインにおけるセダン枠の中ではIntruderと並んで非常に人気の高い1台。 オフラインでは各キャラクターのガレージの特別車両から呼び出せる。オンラインでは購入する必要があり、値段は$120,000。やはり年式故にプレミア価格が付いているようだ。 次世代機版では、購入しなくても街に出現するようになった。 モデル 日産・スカイライン
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CURRENT ELLIOTT 25%OFF【送料無料】kim Kardashian(キム カーダシアン)愛用バイカーズパンツとの融合モデル♪CURRENT/ELLIOTT カレントエリオット THE SKINNY CARGO PANTSスキニー カーゴパンツ[Style#1177-0090]【YDKG-kd】【smtb-KD】 【2shop0209b】 CURRENT ELLIOTTからレギンスデニムの登場です。CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE PULL UP LEGING☆カーキ25インチLAセレブ多数愛用!! CURRENT ELLIOTTからレギンスデニムの登場です。CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE PULL UP LEGING☆ブラック23インチLAセレブ多数愛用!! CURRENT ELLIOTTからレギンスデニムの登場です。CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE PULL UP LEGING☆ブラック24インチLAセレブ多数愛用!! 定番人気のホワイトスキニーデニムです。 CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE SKINNYホワイト23インチ☆LAセレブ多数愛用!! CURRENT ELLIOTTからレギンスデニムの登場です。CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE PULL UP ANKLE☆ファスナー付23インチLAセレブ多数愛用!! CURRENT ELLIOTTの定番人気商品!!CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE BOYFRIEND☆クラッシュ加工23インチLAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のチノパンです☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE CAPTAIN TROSER☆23インチLAセレブ多数愛用! 大人気のMINI SKIRTの登場です!!CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE MINI SKIRT☆サイズ0LAセレブ多数愛用! 大人気のMINI SKIRTの登場です!!CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE MINI SKIRT☆サイズ2LAセレブ多数愛用! バイヤーの一押し商品です!!CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE TROUSER ROLL SHORT☆23インチLAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のデニムジャケットです!!☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE SNAP JACKET☆XSサイズLAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のデニムジャケットです!!☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE SNAP JACKET☆SサイズLAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のスキニーデニムです!!☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE SKINNY25インチ☆LAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のスキニーデニムです!!☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE LEGGING☆24インチLAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のスキニーデニムです!!☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE LEGGING☆26インチLAセレブ多数愛用! 多くの雑誌に掲載されている今話題のスキニーデニムです!!☆CURRENT/ELLIOTTカレント エリオット☆THE SKINNY☆25インチLAセレブ多数愛用! ☆Current Elliott【BOYFRIEND SHORT】☆☆Current Elliott☆ヒッコリーショートパンツ24インチ☆国内送☆セレブ多数愛用☆ #blogsearch2
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まとめ用にとっておいたコメントです。 文章でまとめてくれるとありがたいです。 Gissy 仲仔とは……「仲イイ子」の略であり、雑誌から広まったとされる造語。2年程前から女子中学生を中心に様々な用途で使われている。 a.あえて言葉に重みを持たせない気軽な関係を匂わせたい意図がうかがえる c.「仲仔」っていう言葉を通して親密であるかを確かめ合う言葉 f.お互いの関係を認識して関係を良い方向へ持っていこうとしてるんじゃないか g.言葉に発して相手に伝えるって言うことは心理的に感じなくてもそういう拘束力が発生する h.「なかよし」だとダサいけど、「仲仔」だと言い易いし、仲間意識も強調できる i.仲仔って言われて「は!?あんたと仲仔じゃないし!」とか言えないだろ j.「仲仔」はより仲がいいことをアピれる(アピールできる)ダチ語(友人との話し言葉) k.大人の女性は理性が大きく働くが中学生は大人張りの精神で奔放に動く l.一人ぼっちは嫌だけど、密着しすぎるのもうざいから、こういう中途半端な言葉で中途半端な連帯感を要求しようとしてるんじゃ?=つかず離れずの関係 m.好かれたいんじゃなくて、嫌われたくないから生まれた言葉 n.自分を守るために出来た言葉な気がする o.理性っていうか道徳とか社会性が足りないって感じ??? p.「仲仔」という単語で綺麗にみせてるな? q.年齢があがるにつれて言葉にだすのはなくなるのか r.仲仔=友人関係を円滑にするための、潤滑油=ツール・アイテム s「仲仔」は「普通」並みに非常に曖昧な言葉だというのは解った。 s2.言葉のトレンドなんだろうな t.「友達」を使うのが怖いのかな?裏切りとかされても許されるって印象を受けた? u.「仲仔」って言葉に「特定の人物達だけ」が知ってる隠語、って感じの連帯感がある? v.仲仔=曖昧にして、色々な利用方法があって、それは人間関係をたやすく崩せる w.お互いの友情もどきをある程度固めるための言葉も一理あるとおもう x.結果的にイジメに発展しやすい環境が出来上がるのか y.仲良くなるための一歩踏み出す言葉としては有りだよね z.中学生の精神、環境、思春期、社会環境への適応なんかのバックグランドから使いやすい言葉としてでてきてるのかも @.仲は良いけど苦楽を共にする覚悟はないってことだろ仲仔って
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[2010/07/29 03 22] 戦う司書 The Book of Bantorra 第01話 「爆弾と本と沈み行く船」 第02話 「爆弾と姫君と灰色の街」 第03話 「爆弾と人間と死の神の病」 第04話 「夕方とシロンとコリオ」 第05話 「裏切りと杯と迷いの小道」 第06話 「雷と怪物と殴る少女」 第07話 「笑顔と仮面と死にたがりの男」 第08話 「沼と仲間と浜辺の貝殻」 第09話 「真人と戦場と私の世界」 第10話 「変人と母親と黒蟻の巣」 第11話 「弱者と迷宮と女王の指し手」 第12話 「過去と理不尽とパイプの煙」 第13話 「休暇と絵本と赤錆の髪」 第14話 「落日と語りべと幾つかの寓話」 第15話 「少女と少女と神の寝床」 第16話 「禁書と腑抜けと聖浄眼」 第17話 「帰還と出会いと燃えあがる緑」 第18話 「プロペラと追想と鉛の人間」 第19話 「阿呆と虚空と踊る人形」 第20話 「弔鐘と本と死にたがりの少年」 第21話 「憎しみと蒼と荒縄の姫君」 第22話 「空と結末と彼女の世界」 第23話 「脱獄と道具と砂漠の菫」 第24話 「真実と恋と第二封印書庫」 第25話 「静寂と惰眠と絶望の物語」 第26話 「贖罪と惑と本の中の本」 第27話 「世界の力」 第01話 「爆弾と本と沈み行く船」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8402545 24 00 537 407 第02話 「爆弾と姫君と灰色の街」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8466404 24 00 581 210 第03話 「爆弾と人間と死の神の病」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8531954 24 00 604 156 第04話 「夕方とシロンとコリオ」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8596621 24 00 649 204 第05話 「裏切りと杯と迷いの小道」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8661746 24 00 363 126 第06話 「雷と怪物と殴る少女」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8731462 24 00 413 75 第07話 「笑顔と仮面と死にたがりの男」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8798202 24 00 279 93 第08話 「沼と仲間と浜辺の貝殻」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8864468 24 00 414 107 第09話 「真人と戦場と私の世界」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm8934703 24 00 372 108 第10話 「変人と母親と黒蟻の巣」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9000349 24 00 1957 258 第11話 「弱者と迷宮と女王の指し手」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9065093 24 00 2218 274 第12話 「過去と理不尽とパイプの煙」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9128752 24 00 1805 196 第13話 「休暇と絵本と赤錆の髪」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9196287 24 00 1905 223 第14話 「落日と語りべと幾つかの寓話」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9268168 24 00 524 32 第15話 「少女と少女と神の寝床」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9330069 24 00 1618 121 第16話 「禁書と腑抜けと聖浄眼」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9396963 24 00 1472 238 第17話 「帰還と出会いと燃えあがる緑」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9465243 24 00 1626 294 第18話 「プロペラと追想と鉛の人間」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9537281 24 00 1384 100 第19話 「阿呆と虚空と踊る人形」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9612356 24 00 1290 142 第20話 「弔鐘と本と死にたがりの少年」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9690812 24 00 1618 223 第21話 「憎しみと蒼と荒縄の姫君」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9769217 24 00 1845 204 第22話 「空と結末と彼女の世界」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9846852 24 00 1339 169 第23話 「脱獄と道具と砂漠の菫」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm9923791 24 00 2036 223 第24話 「真実と恋と第二封印書庫」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm10003833 24 00 1117 128 第25話 「静寂と惰眠と絶望の物語」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm10086716 24 00 1125 216 第26話 「贖罪と惑と本の中の本」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm10172165 24 00 2015 273 第27話 「世界の力」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm10256518 25 15 1639 360